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2019/05/26

自費出版・中学の修学旅行文集


続「旅は道ずれ」


東京は数日前に「都民の日」といって花電車が通り賑やかな日であったが、どの電車も満員になり乗る人がいても車掌が扉を閉めてしまったらしく、戸が閉まる寸前に客が無理して乗ったら電車が動き出し、客は大怪我をしてしまったことを話された。

それを聞いて都会の恐ろしさを感じながら親切に注意してくれる人に感謝をした。私たちが驚いた顔をしていたのか男の人は話題を変えてくれた。
「三越へは行くの?」と聞かれたので、「明日の昼頃行く予定です」と答えると、「そうね、また会えるかも知れないよ」と言われたので買い物にでも行かれるのかと思った。

すると、「僕は三越にいるんだよ、外売部といって屋上の方だけど、」と言って、網棚に置いた大きな袋を見せられたが、確かに三越のマークや会社名が印刷してあった。
それからはデパートの広さやエスカレーターなど面白い話をして下さった。

やがて、太陽が西に落ちた頃に汽車は私たちが下りる藤沢に着いた。
「失礼します、さようなら」
「さようなら、気を付けて楽しんでね」
ボストンバックを持ってホームへ出ながら、『旅は道ずれ』の名言を深く味わえた事も、修学旅行の思い出のひとつであった。(完)



私は山奥に育ったため中学の修学旅行で初めて汽車に乗り、海も初めて見たのですが思い出の修学旅行は今でもはっきり覚えています。
確か江ノ島へ渡るには昔は歩道のみの道路だったと思います。なお旅館は岩本楼でした。


お詫び
私は前日の夕方に予約投稿で、翌朝の早くに表示されるようにしています。
昨日の文章でタイトルが出なかったことがありましたが、タイトルに<中学の修学旅行文集 >とカッコをつけると表示されずご迷惑をおかけしました。



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コメント

非公開コメント

こんにちは

三越の外相の方だったら、ピシッとしたスーツの紳士だったでしょうね。
おそらく、話し方もソフトで子供相手でも相手に警戒心を与えないような方。
もしかしたら、修学旅行の一番の思い出になったかもしれないですね。

こんにちは、

そうですね。
田舎では見られなかった紳士でした。
離し方も優しく、こちらが困ると話を変えてくれ、懐かしい思い出のひとつでした。

過去記事にすみません。
祖母が昔、江ノ島には「木の歩道」で渡ったと言っていました。
まさか~と思ったのですが、やはり歩道だったのですね。
おばあちゃん、ごめんなさい。

こんにちは、

修学旅行の時も徒歩かバイクぐらてしか渡れなかったと思います。
最近のテレビを観ても自動車がバンバン走っておりますが、狭い島に車を止めるところがあるのか不思議です。